MuseScore ショートカット一覧

Musescore 4が発表されましたが、3とショートカットはあまり変わらないようです。 4ではVSTが使用可能になり、オーディオも充実、演奏レベルも格段に上がりました。 使ってみるとまだ3すら補完しきれていないところがありますが、 徐々に3と同様、ハードな使用に耐えるようになると思います。 本来はVSTは譜面作成ソフトとしては使用できて当たり前なのですが、機動力と瞬発力に富むMusescoreにそれがようやく装備されたことにより、 将来的には世界を席巻する可能性すらあります。 ちなみに4では、段全体を選択しないと「合奏」してくれません。3のように特定の譜表(五線)の音だけ選択して再生すると、 そのパートだけが演奏されるようになります。こちらの方が納得のいく感があるのですが、簡単に合奏できる方法を探す必要がありそうです。 ちなみに自動演奏に頼りすぎるのはやめましょう。譜面を見て頭の中で音を出さないと、実演したときに大変なことになります。 正確なスコアリーディングの上にこの自動演奏を活用すること忘れないようにしましょう。 (2023.7)(2023.10)

異名同音
j
スラー
s
スタッカート
Shift + s
テヌート
Shift + n
アクセント
Shift + v
タイ
テンキーの+
上か下の五線に音符を移す(ピアノの大譜表などで使うスタイル)
Shift + Ctrl + (↑ or ↓)
小節線の幅を狭くする
Shift + {
小節線の幅を広くする
Shift + }
楽器をさらに追加する
I (編集→楽器)
ピアノの3段譜、4段譜化
I (編集→楽器) → 「譜表 1 ト音記号」などの部分をクリックして選択 → 「譜表の追加」のボタンが有効になるのでそれを押す
譜面上のアーティキュレーションをパレットに追加する
Shift + Ctrl + アーティキュレーションをパレットにドラッグする
線のコピー
線を、Shift + Ctrl 押しながら線を選択してドラッグする
線をまっすぐに引く
Ctrlを押しながら引く
選択した小節の前に空の小節を挿入
Insertキー
線打音、装飾音を重音にする
前打音を"/"で入力後、その音を選択、"Shift"押しながら音名"A"などを入力、その後、その音を所望の音に上下キーなどで変更する
連符の連桁をだんだん速く、遅くの形に変形する
連桁を選択してF8キーでインスペクタ、左旗の位置、右旗の位置の調節で実現可能
連符を連桁ごとカデンツァのような小さいスタイルにする
それ全体を選択して連桁を選択してF8キーのインスペクタから「小音符」にチェックを入れる。「小符頭」ではない。間違えやすいので注意。桁はそのままで符頭だけ小さくしたいときは「小符頭」。
画面に上に表示されている譜面を自在に拡大・縮小する
Ctrl + マウスホイール メニューからは決まった倍率でしか拡縮でないが、この方法なら1%単位でできる。
特殊記号、マスターパレット
zキーを押す
短2度以外のトリルを再生する
例えばFis,Gisのトリルなら、Fis,Gisと短2度で同時に鳴るように入力し、トリル記号を付け、それからGisの音だけを選択し、F8キーを押してインスペクタを出してその音の再生チェックを外し、Gisを非表示にする。
マイクロトーンを出す
F8キーでインスペクタを出し、ピッチを調整。単位はセント。Accidental Tunerというプラグインがほどほどに便利。2023.7現在、Musescore3だけでの対応。4対応が望まれる。

Musescoreでできないこと

プラグインについては調べていません。

Finale ショートカット(おまけ)

購入したものの作曲家の瞬発力に応えてくれない設計のため、数回しか使っていません。 どちらかいうと出版社、浄書家向けです。しかし大勢の音楽家がこのソフトを使用しており、半ば標準ソフトとして定着しています。 製作できない譜面はないとまで言われますが、それは譜面をほとんど描画して扱っていることから来るようです。

指定したところから再生
Ctrl + (人差し指)左クリック
半音上下
ダブルクリックで譜頭選択(ピンク色) + テンキー(+,-)
選択する音を一つに絞る
ダブルクリックで譜頭選択(ピンク色) + (↑,↓)
クレッシェンドの付け方
クレッシェンドを選択して、始点をダブルクリックしながらドラッグする
線をまっすぐに引く
Shiftを押しながら引く

Finale でできないこと

クレッシェンドを傾けることはできない。実現したいときは苦労はするが、線ツールを使えば実現できなくはない。 プラグインもなさそう。


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